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≪ 丹沢-9
塩水橋〜蛭ヶ岳
【 丹沢-10 山行記 】

丹沢-11 ≫

丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳の初登頂に成功しました。



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 堂平と天王洲峠の合流地点へは8時58分に到着して15分の休憩をとった。 この辺にシロヤシオとアカヤシオが紅白めでたく咲いていた。 暫く平坦な道が続くと鎖の掛かった急な上りとなる。 ぶなの木林とバイケイソウ畑が見えてくれば丹沢山山頂まで後少しだ。 ぶなの木の緑は一層深みを増し、バイケイソウは一週間で大分育っていた。
 丹沢山山頂には9時40分に到着した。 頂上は閑散としており、先週の混雑具合が嘘のようだった。 1時間25分早い到着でこれほど違うとは驚きだ。 ここで、天候の様子を見ながら18分の休憩をした。 先週好評であった『ちゃんとイチゴの入ったジャムパン』を食べる。 先週より早い丹沢山山頂だったので、時間が遅くなると一面深い霧に包まれることを懸念したが、あの時は麓は晴天で山頂が濃い曇りといった具合で気候の変化があまりにも激しかったのに対し、今回は始終薄曇りであった事から天候安定と判断し、蛭ヶ岳にアタックを決意。
ぶなの木林とバイケイソウ畑
ぶなの木林とバイケイソウ畑
紺グラデーション山並 紺グラデーション山並  9時58分、丹沢山頂を出発。 まだ見たことの無い蛭ヶ岳までの尾根伝いの景色に胸躍らせる。 期待した景色はガスと薄曇のため鮮明では無いものの水墨画のような紺のグラデーションの山並みは綺麗だった。 また、尾根を吹き抜けるひんやりとした風は汗でビッショリ濡れた体を乾かし、体温を適度に下げてくれてとても心地よかった。 その眺望と感覚を堪能しながら尾根道中を進む。 気を取られ危うく踏み付けそうになったのだが、道の真中に骸骨が転がっていた。 恐らく鹿の骸骨だろう、このような心地良い場所にいながら、無残に朽ちた死骸を見ると、自然の美しさとは反面の厳しさを垣間見た感がした。
骸骨 骸骨

鬼ヶ岩の崖を下る 鬼ヶ岩の崖を下る  不動ノ峰を10時38分通過。 丹沢山からは予定通り40分で到着したが、全体スケジュールとしては本来10時20分に通過する予定だったので18分遅れである。 ここら辺でペースを上げねばならない。
 11時、鬼ヶ岩に到着。 遅延時間が10分までに短縮された。 しかしここからの下りが今回山行で最も険しいようだ。 ここは慎重に降りる。
鬼ヶ岩 鬼ヶ岩 因みに『鬼ヶ岩』とは、蛭ヶ岳方面から鬼ヶ岩方面をみると、山頂の二つの大きな岩が鬼の角のように見えることから言われている。
 鬼ヶ岩の崖を降りてからハイペースで歩いくこと23分、 11時23分にようやく待望の蛭ヶ岳山頂に登頂。 計画では、11時20分〜11時50分の間に登頂する予定だったので上出来で大満足だ。

 山頂にある蛭ヶ岳山荘の手前に置かれているのは何と自動販売機(この時は故障中との事)。 文明の利器がこんな山奥まで入り込んでいるいるところを登頂直後に目の当りにするのは些か複雑な気持ちだった。 因みに価格は以下の表の通り。
銘柄価格
清涼飲料水(ペットボトル:500ml)\400
清涼飲料水(缶:350ml)\300
オロナミンC\300
缶ビール(350ml)\500
カロリーメイト\400
自販機の価格表
蛭ヶ岳山荘(手前は自販機)
蛭ヶ岳山荘(手前は自販機)

山頂の犬 山頂の犬  自動販売機は故障しているものの、山荘の売店は開いている様子だった。価格は右の表の通り。
 何処からとも無く現れた犬。山荘のご主人が飼っているのだろうか? 赤い首輪をしていた。 物欲しそうな目でこちらを見ていたので、きっとお腹が空いていたのでしょう。
品物価格
ビール\500
ジュース\300
ラーメン\400
コーヒー\400
バッチ\400
絵葉書\600
フィルム\700
休憩(トイレ)\200
山荘売店の価格表


   次ページへつづく...

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