緑のカーテン(苦瓜(ゴーヤ))
例年、ベランダの日除けとして「緑のカーテン」を設置しています。
おかげで真夏でも空調をあまり使わずに過ごすことができます。
こちらは、苦瓜(ゴーヤ)です。環境が合っているらしく、よく育つので毎年作っています。
もちろん収穫した苦瓜(ゴーヤ)は、チャンプルーやサラダで美味しくいただいています。



緑のカーテンの作り方(苦瓜(ゴーヤ))
苦瓜(ゴーヤ)の種です。
この写真は実が黄色く熟してから採種したものです。

種苗店でも種を入手できます。


双葉が開き、本葉が出始めたところです。

種まき時期は4〜5月ですが、発芽適温が25℃〜30℃なので、関東地方の場合はビニールで被ったりして保温する必要があります。

発芽するところを見たい場合以外は、種苗店で苗を買ってきて植えるのも簡単でいいと思います。

緑のカーテンにするためには、支柱を立て、ネットを張ります。
ネットは合成樹脂のものより自然素材のほうが、葉が傷まないのでおすすめです。
葉の密度が均一になるように蔓を誘引します。


雄花が先に咲きはじめます。

雌花は根元に小さな実の形が始めからついています。
普通、実のなる植物にはリン酸中心の肥料をあげると思いますが、緑のカーテンとしては葉が繁ってくれるほうが嬉しいので窒素も多めにあげたほうがいいかもしれません。


濃い緑色のうちに収穫します。

写真は台風が来るというので一度に収穫してしまったところです。


実を放置しておくと黄色く熟して自然に割れます。

種は赤い膜に包まれています。膜を取り除いてよく洗い、乾燥させてから保存します。

苦い苦瓜ですが、熟すと赤い部分が甘くなるので沖縄の人はお菓子として食べているそうです。







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